七尾旅人(ななおたびと)/リトルメロディ
2012年リリース

う〜んと、まず何を書いたらいいのかちょっと迷うとこだけど、個人的にはね、2012年リリースされた作品の中で、発売日をこんなに待ち望んだ作品は無い!ってくらい、ワクワクとした気持ちがあったのが、この七尾旅人氏の「リトルメロディ」なんだな。

YouTubeでさんざん繰り返し見た「圏内の歌」が収録されてるアルバムであるってのもあるんだけど。
で、そんな被災地の人の重い気持ちを歌った歌で、何オマエワクワクしてんのって感じだけど、久々になんか体中がゾワ〜ってするっていうか、しびれるてか、とにかく打ちのめされた。
自分は九州に住んでて、東日本大震災での被害と言えば、ミネラルウォーターとかが一気にスーパーから消えうせたってぐらい。
でもね、七尾氏の歌で、それだけじゃなくなった。
圏内に生きる人のことが、グイグイ頭の中や体の中に入ってきた。
「圏内の歌」を聴いている瞬間は、間違いなく自分も圏内の人たちの辛さとか悲しさとかがイメージされたのよ。

う〜ん、オレバカだから、上手い言い回しとか言葉とかで表現出来ないけど、とにかく日本人なら聴いておくべき曲だなって。
ほんと、K-POPとかアイドルとかのんきに聴いてる場合じゃない。

まだ、東北の被災地には行ったことないけど、いつか行こうと思う。
そして、圏内の町だったところにも行って見たいと思う。
と、「圏内の歌」だけのレビューじゃんて感じだから、他の曲についても触れようかと。

そんな震災後な曲だけではなく、メロウかつアグレシッブな曲たちもたくさん収録されている。

サザンよりも気持ちよく聴ける湘南の歌や、七夕ってやっぱり意味のある日だね〜って思わす歌や、オルタナティブにそしてウイスパーに、上に下にのハードなパンクみたいな歌や、甘酸っぱい恋の歌や、アブラカタブラ〜って呪文唱えちゃう歌とか、とにかく色々な七尾氏を感じ取れるなと。

なんか、そんなんじゃ曲の雰囲気バラバラでアルバムとしてのバランスどうなのよ?
って言う人いそうだけど、んなことなく、すんなりと頭から終わりまで面白い映画でも見たかの勢いで楽しめる。

七尾氏の旧作では、「billion voices」から、すんごいすんなり入ってくる感じがしてたんだけど、今作でそれは完全に極まったな!って思った。
とにかく、たくさんの「ちぃしゃなめ〜ろぉぢい〜」を感じてみはいかがかと。ハイ。




■YouTube■LIVE【FUKUKOU LIVE vol.01 - 七尾旅人『圏内の歌』】


七尾旅人リトルメロディ